2013年9月27日金曜日

『猫姫くぐつ舞』口上

猫姫くぐつ舞、口上
「東西、東西 百鬼ゆめひなのお家には、ミィコという猫が住まっておりまして
どうやら只の猫では無いらしい。ある日稽古場の方から何やら気配がいたしますので、そっと覗いて見ましたところ、ミィコが人の娘の形に姿を変え、手毬などついて遊んでおるのでございます。これに驚かぬゆめひなもまた、半分妖怪の領域に足を踏み入れておるようではございますが(笑)、ミィコを問いただして聞き出しましたる、そのお祖母さんのお祖母さんのまたお祖母さんのお祖母さん猫のお話しでございます。
時は元禄。天下泰平の世の中でございますが、ここに困った娘がおりました。この物語の主人公、猫姫でございます。何が困ったと申しますれば、これが夜な夜な町に現れては悪さをいたすのでございます。悪さと申しましても、変化で人々を驚かすという、まあ他愛のないものではございますが、平穏に暮らしております人間達にとりましては、それはそれは人騒がせの一大事。いたずらが過ぎましてとうとう囚われの身となってしまいました。これを助け出さんと現れた母親の母心娘知らず、いましめから解き放たれました途端、懲りずにいたずらの続きを為さんとする猫姫。娘をたしなめつつも、ちょっかい出されるとついつい応じてしまうのが猫の性(さが)にございまして、猫姫母子が繰り出すその変幻自在っぷりを、どうぞたっぷりとご覧くださいませ。

※2011年 イーラでの公演@飯島陣屋

2013年9月25日水曜日

10/5 WS用人形の画像と説明

橋本禅さま
おむすびちゃん

お世話になります。
下記内容、ご確認宜しくお願い致します。

【WS用人形・・・14体】
 
 
【人形の説明】左後列から
しろおんな・・・浮き世離れしたフワフワした女/精霊風/岡本作
せいたか・・・白い打掛着てる/操作が難しくて重い/岡本作
今日子・・・10歳くらいの女の子/美千香作
こまち・・・黒髪能面顔の女、陰気だけどさまになりやすい、いかにもどんどろ人形/岡本作
ちょいおブス・・・赤毛の雌鬼、鈍感そうだけど性根は最高/岡本作
わかめ・・・赤に紺の着物。使い方によっては活躍も出来る/岡本作
あやかし・・・白い髪、操作難しめ/岡本作
まるこめ・・・幼い坊主の男の子/美千香作
えんどうまめ君・・・緑色した鬼っ子/岡本・美千香作
お七・・・長い黒髪の女/操作難しめ、重い?/岡本作
貧乏神・・・大人の男の鬼/岡本作
おっさん・・・大人の男の鬼
へいぼん・・・あたりさわりのないあまり個性のない娘/岡本作
おふく・・・黄色い着物、結構太り気味の女/岡本作

※せいたか、あやかし、お七の3体は、除いた方がいいかも。もしくは私に出番があれば使うかな。
※あまり上手では無いですけど、獅子舞も出来ます。